【開催報告】「つながりを絶やさない地域の居場所~孤独・孤立を生まない地域づくり~」
8月26日(火)にエキパル倉吉において「つながりを絶やさない地域の居場所~孤独・孤立を生まない地域づくり~」を開催しました。
(参加者数34名/参加団体数25団体)
初めに倉吉市社会福祉協議会の林原香里さんから、孤独・孤立とはどういった状態のことなのかお話をお聞きしました。また現代においては誰もが孤独・孤立に陥りやすい状況にあり、コロナ禍でその状況にさらに追い打ちがかってしまったというお話がありました。孤独・孤立を防ぐためには改めてつながりをつくること、またそれを支えるために多様な主体がネットワークを構築して支援していく必要があるといったお話を伺いました。
続いて、米子市尚徳地区包括支援センター所長で「みんなの居場所あいRIN」の運営にも関わる伊藤道美さんからは米子市永江地区での取り組みについてお話を伺いました。地域住民からの「こどもの遊ぶ場所がない」「つながりがほしい」という声を聞き、あいRINを開設した経緯や、そこに通ってくる子ども達や独居高齢者の方の様子、またその人たちにどういったサポートを行っているかについてお話をしていただきました。
意見交換の時間では参加者から運営を担うボランティアとの関わり方や、居場所までの移動方法についてなどの質問がありました。
講師のお二人からは「ボランティアの意見や提案などを取り入れたり、都合に合わせて活動してもらっている」「居場所には近所の人同士が乗り合いで来たり、社協の福祉バスを利用してもらう」といった工夫を教えていただきました。