【開催報告】「共助交通からみる助け合いの地域づくり」
10月1日(火)に北栄町大栄農村環境改善センターにおいて「共助交通からみる助け合いの地域づくり」をテーマに交流会を開催しました。
(参加者数35名/参加団体数15団体)
はじめに北栄町で共助交通を行っている「瀬戸乗りのりクラブ」の河本眞美さんから取り組み紹介をしていただきました。
令和5年に町や県、社会福祉協議会、外部のアドバイザーの協力を得て北栄町の瀬戸地区と原地区の住民を対象として「乗りのりクラブ」として活動を開始しました。2025年4月からは瀬戸地区と原地区それぞれで分かれて活動することになり、現在瀬戸地区については「瀬戸乗りのりクラブ」として活動をされています。
河本さんからは「活動を続ける中で、地域の方の外出機会が増えたと感じている」、「【楽しみ】を目的にした外出の機会づくりにもっと寄与していきたい」といったお話がありました。
後半は株式会社イミカ代表の原田博一さんに進行をお願いし、事前に参加者の皆さんから募ったテーマに分かれて意見交換を行いました。
以下は、意見交換のテーマと各グループで出た意見の一部です。
<各グループのテーマ>
【Aグループ】共助交通の地域づくりの進め方
【Bグループ】住民とのコミュニケーション
【Cグループ】共助交通の地域づくりにおける行政との協働・体制づくり
【Dグループ】共助交通の仕組みやパターン
【Eグループ】共助交通の運営
【Fグループ】共助交通を含む地域の移動の将来像
<グループで出た意見>
・無理せず楽しめることから地域に参画。
・役場が説明会の開催など協力してくれた。全住民の困りごとのアンケートを実施した。
・運営費をどう確保していくかが課題。
・完全予約制でドライバーとの調整はLINEを活用。
・ドライバーを増やしたいが若い人は忙しい。
・日中の空き車両を利用して買い物ツアーの実証実験をしている。