【開催報告】2020年度上期「とりぎん青い鳥基金」贈呈式開催しました。
公益財団法人とっとり県民活動活性化センターでは、令和2年4月に締結された当センターと鳥取銀行との覚書に基づき、鳥取県内の持続可能な地域づくりのための社会課題に取り組む団体を助成する「とりぎん青い鳥基金」の取り組みを協働して行っています。 初年度となる今年度の上期は、本基金に県内15団体から申請があり、審査の結果3団体が採択され、贈呈式を開催しました。
採択団体(順不同)
団体名 | 助成活動の概要 |
(1)認定NPO法人ハーモニィカレッジ | 『うまッシュルームプロジェクト~今・ここでできる循環型社会~』 かつて日本の農村では当たり前だった物質循環型の生活様式を参考に、鳥取市郊外にある空山ポニー牧場で、日々廃棄される馬糞など廃材や元からある水路などの地の利を生かしてエネルギーや農産物を作り出す。専門的知識を学び参加者同士で知恵を出し合う場を設け、アクティブラーニングや子ども達も含めた対話的学びを実践する。 |
(2)浜湯山・多鯰ケ池活性化委員会 | 『明治・大正・昭和20年代まで水田耕作に利用された水運網の船巡りと当時の足踏み式揚水車を体験する農業体験教室』 現在でも集落内に残る農業歴史遺産ともいえる「川戸(かわど)」や水運網を船で巡り、昔の水田耕作の歴史を体験する。福部未来学園の児童とともに学園の「みらいカリキュラム授業」の一環としても取り組み、地域の伝統文化、農業など直接体験授業で知識の習得と地域との交流を深めていく機会とする。 |
(3)特定非営利活動法人発達障がい児親の会CHERRY | 『子ども農家さんプロジェクト』 豊かな自然と、その恵みである農作物に恵まれた鳥取県にあって子ども達が農作物に触れるチャンスが圧倒的に不足している。そんな中、当事業では地域の大人をまきこみながら子どもに農作物の一連のサイクルを体験させ、自然豊かな地域への誇りを楽しく形成し、自分たちで流通や販売も経験する事でビジネス視点も学習する機会とする。 |
贈呈式の概要
(1)認定NPO法人ハーモニィカレッジ
日時 10月1日(木)午前10時30分から11時30分
場所 空山ポニー牧場(鳥取市)
出席者 株式会社鳥取銀行 営業統括部 地方創生グループ 担当部長 松本 公彦 氏
公益財団法人とっとり県民活動火星化センター 理事長 齋藤 明彦
常務理事・事務局長 毛利 葉
採択団体の代表者 理事長 大堀 貴士 氏
(2)浜湯山・多鯰ケ池活性化委員会
日時 10月1日(木)午後1時から2時
場所 団体事務局(鳥取市)
出席者 株式会社鳥取銀行 鳥取北支店 支店長 松本 和文 氏
公益財団法人とっとり県民活動活性化センター 理事長 齋藤 明彦
常務理事・事務局長 毛利 葉
採択団体の代表者 委員長 飼牛 明 氏
(3)特定非営利活動法人発達障がい児親の会CHERRY
日時 10月2日(金)午前11時から12時
場所 団体事務局(米子市)
出席者 株式会社鳥取銀行 米子商工会議所支店 支店長 岩本 桂 氏
公益財団法人とっとり県民活動活性化センター 常務理事・事務局長 毛利 葉
採択団体の代表者 理事 松本 由香 氏
本取組みの概要
「とりぎん青い鳥基金」からの基金財産(200万円)を原資とし、毎年上期・下期それぞれ1団体につき50万円以内(助成金総額100万円以内)を配分する。 助成対象の選定にはSDGs(持続可能な開発目標)の「目標4:質の高い教育をみんなに」及び「目標11:住み続けられるまちづくりを」を基準とし、地域の様々な団体と連携した取り組みを目指している。
ア 応募期間 (上期)令和2年4月1日から令和2年7月31日まで
(下期)令和2年10月1日から令和3年1月31日まで
イ 審査について 「とりぎん青い鳥基金」運営委員会の審議により、助成団体及び助成金額を決定する。 主に、団体の活動の実行性、社会性、先進性、継続性、妥当性の点で選考を行う。
お問い合わせ
公益財団法人とっとり県民活動活性化センター(担当:椿・三村)
「とりぎん青い鳥基金」事務局
〒682-0023 倉吉市山根557-1 パープルタウン2F
電話:0858-24-6460/ファクシミリ:0858-24-6470
電子メール:info@tottori-katsu.net / URL:http://tottori-katsu.net