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琴浦まちづくりネットワーク
地域づくりの大先輩・センター職員を招き、
琴浦町の未来を考える研究会を重ねています。
琴浦町には観光・グルメ・歴史文化など、地域資源を活用したまちづくりの団体が数多くあります。琴浦町誕生10周年を機に、団体同士が連携・協力し新たな活動展開に取り組もうと「琴浦まちづくりネットワーク」を結成しました。毎月1回、町や団体活動の活性化について意見を出し合う研究会活動では、まちづくりの経験やノウハウが豊富なセンターの職員にオブザーバーとして入ってもらい、指導・助言をしていただいています。
センターから受けた支援内容
団体活動(研究会活動)への参加・助言
セミナー・助成金制度の情報提供
活動内容
「点」だった団体活動を「一つの輪」に。
連携によって地域づくりの第二段階へ。
観光・グルメ・移住定住・伝統芸能・歴史文化等々、琴浦町には様々なアプローチで町の活性化活動に励むまちづくり団体が30以上もあり、「県下でも一番元気がある町」という評価を受けています。しかし年を重ねるにつれ、活動がなかなか浸透しない、事業のマンネリ化などの課題が見えてきました。そこで、町内のまちづくり団体が集結して連携・協力体制を築き、次世代を見据えた新たな事業展開をみんなで描いていこうと、琴浦町誕生10年の節目である平成26年9月に「琴浦まちづくりネットワーク」を結成しました。
主な活動は、月1回会員が集まって琴浦町の未来、まちづくり活動の未来について話し合う研究会の開催です。今までは各団体が単独の観点で見ていたものを、多くの人の目で見直すことで新たな評価や提案が生まれており、個別の団体活動の活性化はもちろん、琴浦町のまちづくりにも新たな風が巻き起こっています。
支援内容
もっと輝く琴浦町になるために、
町内・町外の視点を交えながら意見交換。
平成27年は6月から研究会活動を開始、「琴浦町に新しい家族が誕生するプロジェクト」をテーマに、どうすれば琴浦町がもっと住みやすく元気なまちになっていくか、という話し合いを進めていきました。まずは琴浦町の現状を多角的に評価、次に地域に眠る資源を掘り起こして新たな魅力として打ち出せる素材にできないかを検討。エリア別、テーマ別に分けて様々な戦略を企画し、「協働のまちづくり」が具現化できるようなプランづくりを手がけていきました。
この研究会活動を行う上で特に必要だと思ったのが、「町外から目線」です。地元住民はえてして町にある資源の魅力に気付かなかったり、「誰も見向きもしないだろう」と過小評価してしまいがちです。そこで鳥取県や鳥取大学、そしてセンターの職員にオブザーバーとしてメンバーに加わっていただき、議論の中に「客観的評価」を盛り込むようにしたのです。
議論に〝地域づくりのプロ〟の助言をプラス。
プランニングに幅と深みが生まれました。
最初は皆、町に対する認識も考え方もバラバラでした。ゴールのイメージもそれぞれが違っており、研究会活動はまさに〝手探り〟状態。しかし、回数を重ねるうちに議論は活発化。そこに地域づくり活動の経験やノウハウが豊富なセンターの毛利葉事務局長の指導助言が入ることで、話し合いのどこをクローズアップすべきなのか、「外から見たときの琴浦町の魅力」は何なのか、新たな視点やエッセンスが与えられ、議論に非常にいい効果をもたらしたように思います。
7回の研究会を重ね、各団体が行うアクションプラン(行動計画)と行政に行ってもらいたいプロポーザルプラン(提言書)が完成、平成27年12月16日に琴浦町長に提案書を提出するという運びとなりました。
今後の活動
ネットワークは地域活性化の新たな試み。
交流で生まれる〝化学反応〟が楽しみです。
プランの考案だけで満足し実践が伴わないという場合がよくありますが、わたしたちは、会員団体のネットワークを生かしたプラン実現を掲げています。着実に実績を積み重ねるとともに、今後も違うテーマで研究会活動を続けていくつもりです。
まちづくりネットワークの有益性を、もしかすると会員はまだ肌で感じていないかもしれません。しかしこの研究会活動により、今まで顔を合わせることがなかった団体同士に交流が生まれ、お互いの活動に参加し合ったり、タッグを組んでの事業展開などが自然に起こり始めています。このスタイルは、これからの地域づくりの1パターンとして面白いものになるのではないかと思っており、センターからいろいろな示唆を頂きながら活動を継続・定着させ、琴浦町をどんどん盛り立てていきたいですね。
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住所 | 東伯郡琴浦町釛474 カウベルホール内 |
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電話番号 | 0858-53-1516(カウベルホール事務局) |