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とっとり震災支援連絡協議会

困ったら頼れるセンター。

ずっと助けてもらっています。

他の団体との繋がりが大事であることは以前から理解していました。しかし、日々の活動でどうしても手一杯で、活動に必要な情報を自分たちで集めたり、他の団体と交流したりといったことがなかなかできていませんでした。そんな中で、センターは私たちの事業に役立つ情報を知らせてくれたり、事務所に来て相談に乗ってくれ、他の団体を紹介してくれたりと、積極的にサポートしてくれました。頻繁にコミュニケーションをとってくれるので、厚い信頼を寄せると同時に、とても頼りにしています。

―センターから受けた支援内容―

〇各種事務手続きについての相談

〇助成金等の情報提供、申請時の支援

〇研修会、他団体の紹介

活動内容

継続して支援することの難しさ

東日本大震災直後に前身団体である「とっとり東北県人会」が発足しました。自治体等と連携をとりながら、避難者の支援、情報交換会の開催などを行ってきました。その後２０１２年に「とっとり震災支援連絡協議会」が設立されました。

現在も継続した支援は必要であり、様々な課題を抱えている方たちの生活が安定するまではサポートをしていかなければなりません。しかし、東日本大震災から１３年が経ち、発災直後からしばらくの間行われていた行政による支援が、徐々に各地で打ち切りになってきています。

そうした状況の中で私たち自身も活動を継続していくための方向性について悩んでいました。また、資金面についても委託金などがいつ終わるか分からず、自分たちのことを含め、費用の捻出ができなくなった場合、支援の手が回らなくなってしまうかもしれないという不安をずっと抱えていました。

支援内容

繋がりから得られる学び、安心した支援を行うために

当協議会には被災者という区切りでは足らず、いろんな方が来られます。話す言語が外国語であったり、聴覚障害を持っている方であったりと様々です。そんな時に外国語の活動をしている団体や、ろうあ者の方が所属している団体などを紹介してもらい、とても助かりました。

センターはその時に必要な人や団体の紹介をしてくれます。おかげでまちづくりに関わる様々な方たちと繋がることができました。

また、資金面の課題でもお世話になっていて、団体の活動に合った助成金情報などを提供してもらっています。年数が経つにつれて避難者も減少してきましたが、同時に協議会の運営も厳しくなってきました。少ないスタッフ全員がフルで動いてなんとか活動が継続できるような状況下の時に、休眠預金等活用支援事業という助成金を紹介してもらいました。申請は大変でしたが、そこもサポートを受けて採択となりました。おかげで、資金面での不安は解消され、自分たちも安心して継続的支援を続けることができています。

さらに、「とっとりSDGｓプラットフォーム災害分科会」という災害支援などをおこなっている複数の団体が定期的に開催しているミーティングに参加させてもらっています。2023年８月に発生した台風７号により被害が出た際には、各団体と連携協力して、鳥取市の災害ボランティアセンターの運営にかかわる機会となりました。これは災害分科会でのミーティングの繋がりがあってこそできたことだと思っています。

多くの団体との繋がりは活動の基礎固めであり、大事なことであると気づかせてくれました。そこから組織としてやるべきことを学ぶことができ、自分たちが今までできていなかったことに目を向け、改善していくことに繋がりました。

今後の活動

他の団体とも繋がりが持てるようになってきましたが、それでも今は東部地域を中心とした声掛けにとどまっていて、連携するのもその範囲内になっています。もっと中部や西部の団体にも声を掛けて、支援の輪を広げていきたいと思っています。いつどこで起こるか分からない災害ですが、連携できる人や団体を増やしていきたいです。

また、震災による被災者だけに限らず、周辺地域の人たちに気楽に集まって語れる場所や機会をつくって、人と人同士の繋がりもつくっていければと思っています。

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