【開催します】~2022年度中間支援組織役職員向け合同研修~「私たち中間支援は何をなすべきか」を考える合同研修
私たち中国5県中間支援組織連絡協議会では、変化を続ける時代と地域の中で中間支援組織としての役割を果たし続けられるように、毎年度、組織の枠を超えた学びあいの場を開いてきました。今回で11回目(中国5県中間支援組織連絡協議会の主催としては9回目)となるこの合同研修には、全国から志のある中間支援組織、NPO支援センター、まちづくりセンターなどの支援者や行政職員など毎年100名以上の方にご参加をいただいています。
一昨年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言により中止、昨年度はオンライン開催となったこの合同研修を、今年度は一部ハイブリッド開催にて実施いたします。長引くコロナの影響と多発する災害により格差と困難は拡大し、長く続いてきた取り組みも途絶え、地域には様々な分野で乗り越えるべき課題が山積する今、、営利・非営利を超えた、新たな実践や解決のアイディア、さらにテクノロジーと支え合いの組み合わせなど、これまでにない取り組みが求められています。
この状況が続く中、いわば新たな局面で、私たち中間支援組織は何をなすべきなのか。原点とも言える問いに、多様な切り口から、主催者・参加者の枠をも超えて、あらためて一緒に考えていきたいと研修内容を企画しました。中国地方5県のみならず、全国どこからでも、志や想いを共にする方のご参加を、官民の組織を問わずお待ちしております。
プログラムのご紹介
日 程 2022年4月28日(木)~29日(金・祝)
方 法 以下の現地会場での参加を原則(ZOOMによるオンライン参加も原則、可能)
会 場
28日(木)ゆうあいセンター(岡山県総合福祉ボランティア・NPO会館2階)[Googlemap]
29日(金・祝)ハッシュタグ岡山・別館(JR北長瀬駅前・北長瀬未来ふれあい総合公園管理棟2階)[Googlemap]
対 象
中間支援組織、NPO支援センター、行政機関の協働・NPO・地域支援担当課、社会福祉協議会、まちづくり会社、コミュニティビジネス支援組織などの支援者
主 催 中国5県中間支援組織連絡協議会
共 催
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
認定NPO法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
チャレンジコミュニティ(事務局:NPO法人ETIC.)
NPO法人 みんなの集落研究所
申込み
こちらよりお申し込みください。(8つの分科会+連携企画から選んで参加できます)
締切日 2022年4月26日(火)17:00
問合せ
中国5県中間支援組織連絡協議会(事務局:NPO法人岡山NPOセンター)
〒700-0822 岡山市北区表町1丁目4-64 上之町ビル3階(月~金 9:00~17:00)
TEL 086-224-0995/FAX 086-224-0997/Eメール npokayama@gmail.com
1日目:2022年4月28日(木)
分科会① 13:00~15:00
集落ファシリテーター養成講座・中級編③
地域の事業化をファシリテートする
地域の声を聴き、取り組むべきことが見えた後、どうやって事業にするのか。NPOの事業化との違い、またテクノロジーを組み込む際の注意点など、みん研10年の実践からお伝えします。
●講師:
阿部典子(みんなの集落研究所・首席研究員)
三村雅彦(みんなの集落研究所・研究員)
小野賢也(みんなの集落研究所・研究員)
石原達也(みんなの集落研究所・代表執行役)など
●共催:NPO法人 みんなの集落研究所
〇参加費:2,000円
分科会② 13:00~17:30
中国5県休眠預金コンソーシアムで
目指したもの
ひろしまNPOセンターが中心となり取り組んできた休眠預金を活用した中国5県での様々な格差是正のための取り組みにおける、コンソーシアム型設計のねらいと結果や、中間支援組織がプログラムオフィサーを務める意義などをこれまでの実戦経験を基に解説します。
●講師:
松村 渉(ひろしまNPOセンター・プロジェクトマネージャー)
その他、岡山、山口、鳥取、島根のプログラムオフィサー
〇参加費:3,000円
分科会③ 15:30~17:30
災害時の中間支援組織研修
(基礎編・12の役割研修ショート版)&西日本豪雨の経験から生まれた災害支援の現場で使える支援者・行政向けツール紹介
西日本豪雨での支援経験を受けて、専門組織と共に岡山NPOセンターで整理した「12の役割」の内容解説と、被災者向け説明、物資マッチングなどで使える災害支援ネットワークおかやまで開発したツールを紹介します。
●講師:
詩叶純子(災害支援ネットワークおかやま・事務局)
柴田健志(災害支援ネットワークおかやま・事務局)
岸 祐生(災害支援ネットワークおかやま・事務局)
石原達也(災害支援ネットワークおかやま・世話人)
〇参加費:2,000円
【連動企画】
休眠預金の立て付けを議論する。
【主催:IIHOE】
休眠預金による助成事業のあり方について、実行をしての課題、改善点などを、実行者同士で意見交換を行う。
●ファシリテータ:
川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者)
〇参加対象:休眠預金の資金分配団体ないしは実行団体の方(ないしはそうだった方)
〇参加費:無料
2日目:2022年4月29日(金・祝)
分科会④ 10:00~12:00
虐待・貧困など困難を抱える子どものための岡山版コレクティブインパクトの挑戦
県内の様々なNPO、企業、行政と連携し、様々な財源を活用しながら困難を抱える子ども支援の支援環境づくりのために、地元新聞社と合同による基金設立(KOTOMO基金)や休眠預金も活用した個別支援(シェルターなど)、情報支援(システム開発)等、中間支援組織としての支援の手立てを総動員しながら挑戦する現状を共有します。
また、あわせて外部評価の目線からの解説もいただきます。
●報告者:
石原達也(岡山NPOセンター・代表理事)
北内はるか(岡山NPOセンター・主任)
鳥越治木(岡山NPOセンター・アドバイザー)
チームやまびこ(外部評価機関)
〇参加費:2,000円
分科会⑤ 10:00~12:00
支援力基礎研修~大切な支援の基礎を確認する~
支援者として大切で外せない基礎を学ぶ新任者・中堅者にぜひ受講してほしい研修です。
●講師:川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
●IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所
〇参加費:3,500円
※「ソシオ・マネジメント」第10号ご持参の方は2,500円
分科会⑥ 13:00~17:30
誰一人取り残さない災害支援、そして日常からのまちづくりへ=中四国エリア編=
普段からまちづくりや起業家支援、NPO支援など広く中間支援を行う現場が被災地になったらどうするか?実践的に考えます。
●講師:
中川玄洋(NPO法人 bankup・代表理事)
石原達也(岡山NPOセンター・代表理事)
市来広一郎(株式会社machimor・i代表取締役 / NPO法人atamista・代表理事)
●共催:
チャレンジコミュニティ(事務局:NPO法人ETIC.)
JVOAD
〇参加費:3,000円
分科会⑦ 13:00~15:00
小規模多機能自治の新局面
各市町村で導入が進む島根県雲南市発の「小規模多機能自治」について、その新局面を当初から支援するIIHOEの川北秀人さんからお伺いします。●講師:
川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
三村雅彦(みんなの集落研究所・研究員)
小野賢也(みんなの集落研究所・研究員)
●IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所
●共催:IIHOE
〇参加費:2,000円
※「ソシオ・マネジメント」第6号ご持参の方は1,500円
分科会⑧ 15:30~17:30
非営利組織のガバナンス調査報告
非営利組織のガバナンスについて、その実態はどうなっているのか。IIHOEを事務局とする実行委員会で行った調査結果の速報をお伝えします。
●報告者:
川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
加藤彰子(岡山NPOセンター・NPO事務支援センター所長)
●共催:IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
〇参加費:2,000円
※「ソシオ・マネジメント」第9号ご持参の方は1,500円